ローン支払遅延がもたらす影響

ローンの支払いの遅延にはさまざまな影響があります。一般には、遅延を3回以上起こすと、ブラックリストに載るといわれています。そして、ブラックリストに載ると5年間は保存されるので、5年の間は新たに別のローンを組むことができなくなります。そもそも、ローンが組めるのは、信用が成り立っているからなので、遅延は絶対にしないように気をつけなければなりません。では、ローンの支払遅延をしてしまった場合の影響をみてみましょう。主に2つあります。

1つ目は、たとえ、1回でも遅延をしてしまうと信用度が下がることです。それによって、新たに別のローンを組むときにも、遅延記録があるので、金融機関の印象が悪くなります。場合によっては、ローンの審査が通らないこともあります。2つ目は、遅延損害金の支払いがあります。利率は、一般的に20%です。例えば、借入残高が50万円で支払期日から10日遅延した場合、およそ2,700円の地縁損害金が発生します。

通常、遅延を起こすと、支払いがなかった旨と入金のお知らせのハガキが届くため、電話がかかってくることはほとんどありません。しかし、遅延に気付いたら、必ず金融機関に電話をするようにしましょう。すぐに支払いができれば問題ありませんが、いつまでに入金をしなければいけないのかを確認しておかないと利用停止になるおそれがあります。

ローンが「信用」のもとに成り立っていることを改めて認識しましょう。これは、地縁損害金を支払えばそれで良いという話ではありません。今後の利用のためにも、そして、金融機関との信頼関係を維持するためにも、遅延は絶対にしないように気をつけましょう。

閉じる