消費者金融での個人融資、アルバイトだとやっぱり審査が厳しいの?

アルバイトを始めたのだけど、給料が入るまで一ヵ月かかる。それまでに、どうしてもお金が必要になってしまった。銀行での融資は、審査が厳しくて無理だけど、消費者金融なら、もしかしたら融資してくれるかもしれない。利息は少し高いけど、給料が入ったらすぐに返済すれば良い。と考えて、消費者金融に申込んだ。しかし、すぐに審査に通らなかったことを告げられてガッカリ…やっぱり、アルバイトだと、どこも融資してくれないのだろうか?

消費者金融の審査通過の条件は、安定した収入があることです。これは、正社員に限らず、アルバイトでも問題ありません。例え、低収入でも、毎月一定の収入を有しているならば、消費者金融に通る可能性は、あります。では、上記の例の場合、何が問題だったのでしょうか?第一に考えられるのが、勤続の長さです。基本的に、アルバイトであっても、半年以上の勤務実績を最低基準にする消費者金融が多いのです。上記の例の場合、アルバイトを始めたばかりということで、返済の信用度が低いと判断された可能性があります。

では、仮にアルバイトで半年以上の勤務があって、審査が通らなかった場合、どのような理由が考えられるでしょうか?次の3つが考えられます。
1、他社の借入額が、年収の三分の一を超えていた場合(総量規制による)
2、これまで、複数回、返済期日に返済できなかったことがある場合
3、一度に多数の業者に申し込みをしていた場合
1は法律による制限、2・3はその本人の行為によって、信用度が低くなっている場合です。いずれにしても、消費者金融は審査をするとき、その人個人の信用情報を照会します。そこに何らかの問題があれば、いくら安定した収入があっても、審査に通らない場合があるのです。

もう一点、本人が気づかずに、信用度を落としているケースがあります。それが、携帯電話端末のクレジットカードでの購入です。携帯電話端末の高額化に伴って、端末本体の代金を月額利用料と合わせて、クレジットカードの月賦払いで購入する人が増えてきました。こういったケースでは、たとえば、残高不足で携帯が止められた!という場合、単純に月額利用料を払わなかっただけでなく、クレジットカードの支払いも同時に滞ったという事になるのです。当然この事実は、信用情報に記載されます。それを見た消費者金融業者は、返済が滞っている人、という判断を下します。

このように、消費者金融で融資を受けるにあたって、アルバイトであるということは、さほどのデメリットではありません。単純に、半年以上の勤務実績を作れば、問題なく審査に通るでしょう。それよりも、信用履歴に問題がないか、という部分の方がより重要であると言えるでしょう。

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