小口のキャッシング!メリット&デメリットを理解して利用しよう!

融資を受けるというと、本来は企業や個人が、仕事の運営資金など、あるていどまとまった額を金融機関から融資してもらうことですが、最近は小口のキャッシングを手軽に申し込めるようになり、ちょっと生活費がたりないから、とか旅行費用に・・・、などさまざまな理由で数万円から数十万円単位の小口のお金を借りる人が増えてきました。

まず、小口のキャッシングとはどういうものなのか、ご説明いたします。銀行や消費者金融は、いろいろなローン商品を展開していますが、一番メジャーなのが、小口のキャッシングでしょう。

小口キャッシングのメリットは、利用限度額は、人の属性や信用によってさまざまですが、申し込んで審査に通ると、指定した口座に即日で送金してもらえたり、金融会社のATMから手軽に引き出せることでしょう。申し込み方法も、店舗まで出向いて職員と対面で申し込む従来の方法以外に、携帯やインターネットから、または無人契約機などから、誰にも知られずに申し込めるようになっています。一度申し込んでおけば、限度額までなら何度でも引き出せるうえ、返済方法も一括払いだけでなく、リボルビング払いなども選択できるので、とても便利です。(※参照サイト:小口キャッシングにて詳しく知りたい場合はこちらです。)

ところで、少し話がそれますが、リボルビング払いとは、どんな返済方法なのでしょうか。
リボルビング払いには、残高スライドリボルビング払いと、元利定額リボルビング払いの2種類があります。前者の残高スライドリボルビング払いとは、残高に応じて毎月の支払い額が変わる返済方法です。残高が少なくなればなるほど、返済額も少なくなります。

一方、元利定額リボルビング払いとは、残高のいかんにかかわらず、毎月決まった額を返済する方法です。いずれにしても、リボルビング払いにすると、毎月の返済額が少なくてすむので、家計の管理が楽になるという利点がります。

しかし、毎月の返済額は小さくて、自由に使えるお金が増える分、ついつい買い物をしてしまいがちになることがあります。リボルビング払いは、支払い期間が長くなればそれだけ利息を多く支払うことになってしまうので、できることなら、繰り上げ返済などで早目に完済してしまいたいものです。

さて、話をもとにもどしましょう。小口キャッシングのメリットについては先ほど述べましたので、次はデメリットについてお話ししたいと思います。小口だからと、安易に利用していると、あっという間に限度額いっぱいということになりかねません。自分の銀行口座に振り込まれるため、ついつい、借金したお金なのだという感覚がなくなり、まるで自分のお金のような錯覚に陥り使ってしまうのです。

しかも、返済方法をリボルビング払いにしてしまうと、先ほど指摘したように、毎月の支払い額が少ないために、ますます自由にお金を使ってしまい、返済期間も長くなってしまいます。

リボルビング払いは、残高がある限り永遠に支払いが続くので、どの買い物の支払いが終わって、どれが残っているのかわかりづらく、何となく毎月返済し続けることになりますので、利用前には、金融会社のHPなどにある返済シミュレーションをしてみることをお勧めします。

純粋な借入額に対して、利率はどのくらいかとか、毎月の支払い額によって変わる支払い回数によって、利息が全体でどれくらいかかるのかなど、すぐに算出できるので、大変便利です。たとえ数万円単位のキャッシングでも、借金であることや、利息が発生することなどを念頭に、無計画な利用は控えるようにしましょう。

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